ワタクシの工房 “Piano Refinish“ はピアノ塗装専門工房 と言っていますが、それはただ単純にピアノの塗装を専門にしているという訳ではなく、所謂(いわゆる)ピアノ塗装(ピアノ多種多様な塗装)を専門としてご提供しています という事です。
もちろんピアノの塗装修理
(ピアノ塗装の磨きの技術を活かしたクリーニングから部分的なキズの補修、新品の様に蘇らせる全塗装やアンティークなピアノの補修や修復)
を超得意分野としていますが、ピアノ以外にも高級スピーカーの補修・リメイク、ギターなどの弦楽器の補修や全塗装、家具の補修や全塗装なども多数ご依頼いただいています。
Gibsonフラットマンドリンのバインディング修理
今回の投稿はマンドリンの補修
ちょっとだいぶ前(どっちだよ!)にやった仕事です。
ギターで有名なGibson(ギブソン)というメーカーのマンドリンのバインディング修理です。(バインディングというのは角の部分に施されてる縁取りの様な細工の事)
このマンドリンのバインディングはセルロイドで作られていて経年劣化で脆くなっていて一部が崩れてきてしまっています。
それ以外にも以前ギターリペアショップに直してもらった部分も気に入らないから一緒に直して欲しいとご依頼いただきました。
問題の箇所がこれ
ギターやマンドリンだけじゃなくピアノでも、以前にやった修理が気に入らないので直して欲しいというご依頼をよくいただきます。(ピアノ業界もギター業界も同じみたいで、あまり上手じゃない専門家が多いので要注意です。下手な修理を繰り返すのはやっぱり楽器にとって良い事じゃありせん。)
崩れてしまった問題の箇所は削り取り新しい材料で作り直しました。
塗装で周りとの雰囲気と整えて完成です。
違和感なく仕上がったと思います。
古い楽器の補修はオリジナル部分に出来るだけ手を加えずに直すのが理想ですが見た目も重要です。バランスよく修理するのがだいじですね。
ピアノに関するご相談はもちろん、ギターやマンドリンなどピアノ以外の修理のご相談もお気軽にお問合せください。