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先日の鍵盤小口はがしの投稿でバランスホールの修理を1本だけやりました。
その他の鍵盤は依頼主の技術者さんがご自身で補修の予定でしたが、いろいろ相談した結果その他の鍵盤も直すことになり追加修理です。
埋木材は前回もスプルースを使いましたが、その部分だけ綺麗になってしまったのが気になっていた(当たり前といえば当たり前ですが)
なので今回は廃棄になったピアノから取っておいた古い鍵盤から使えそうな部分を切り出して埋木の材料としました。
![](https://pianotosou.com/wp-content/uploads/2022/06/AE4FCA18-D9D4-4994-A831-D2EC439141E7-600x450.jpeg)
やっぱりこの方が見た目もしっくりきますね。
響板などの埋木もそうなんですが新しい材を使うとその部分だけが色味が違ってしまいます。いかにも “直しました“ 的になってしまうんですよね。
なので補修用の埋木材は敢えて長期間使わずに置いておいて日焼けなど変色した材を使ったりします。
埋木部分は整形で削らなければならないのでなかなか思い通りの色は出てくれませんが古い材を使うのが見た目的にも良いですね。(見えない部分ですが。笑)
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![](https://pianotosou.com/wp-content/uploads/2022/06/49A8F409-3B05-42FC-A537-6CD76DED70C9-600x450.jpeg)
ヤマハのバランスピンは3.5mmほどなので依頼主の技術者さんが微調整できるように若干細い穴をあけて完成です。