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最近、ピアノのキズ修理、部分修理について(塗装修理以外にもスリキズを治したいなど、クリーニングのお問い合わせも)のお問い合わせがとても増えています。
お問い合わせくださる方は本当にピアノを大事にされている方ばかりで。。。
ご相談になんとかお応えしたいと奮闘しております。(お問い合わせの回答が遅くなってしまっているお客様、申し訳ありません)
ピアノのキズ修理
ピアノリフィニッシユではピアノを新品の様に蘇らせる全塗装など大がかりな修理から、ちょっとした小さなキズの部分修理も承っています。
「キズは治したいけれどピアノ移動するような大事にはしたくない。。。」「古いピアノなのでキズはたくさんあるけれど気になる目立つキズだけ治したい。。。」など、条件に合わせて
- “パーツをお預かりしての修理“
- “お客様のお宅での出張修理“
など、適切なご提案をしますのでお気軽にご相談ください。
ピアノは楽器
楽器と弾く人のバランス(関係)それが何より大切だと思います。(自分も楽器を弾く人間なのでよくわかります)
最近は特に、ほとんどのピアノ塗装業者がやるようなとにかく治せば良いというような考え方には違和感を感じるようになってきました。(場合によってはそんなに大がかりな修理をしない方が良い場合も)
古い楽器などを治している時は特に、楽器として必要な修復はしなければならないけど、その楽器の良さを損なうような修理はするべきじゃない。
もちろん「綺麗にしてほしい」ということならいくらでも綺麗に修理しますが、、、
演奏者が気持ちよく弾けなければ修理する意味がないかもしれない。
でも、楽器がベストコンディションじゃないのにそれを治さずそのままにするのか。。。楽器のためにそれは正しい判断なのか、その境界線を見極めてどう治すべきか判断することの難しさ、修理の大小に関わらず大切にされている楽器を修理するってことは責任重大ですからね。
全てをリセットして新品のように蘇らせる事と、現状を維持しつつ適切に最低限の修理をする事と、どちらも出来なければならないなと思います。
(どんな仕事でも同じなのかもしれませんが)楽器の修理は、やればやるほど新しい課題が増える奥が深い仕事です。
鍵盤蓋の部分補修
こちらはYAMAHAのW104という木目鏡面仕上げのピアノの鍵盤蓋のキズ補修(アップすぎてどの部分か全くわからないと思いますが。笑)
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まずキズの箇所を削り整えてパテ
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パテの境目を消しつつ徐々に色を合わせていき
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木目を描きつつさらに色を合わせて
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クリアー塗装をして磨いて完成
どんな条件の修理でも最適な仕上がりを心がけています。
この修理画像は以前にPiano Refinishのインスタグラムにも投稿したものです。