クリーニングのKAWAIアップライト / 全塗装のスタインウェイフルコン
クリーニングのKAWAIアップライト / 全塗装のスタインウェイフルコン

クリーニングのKAWAIアップライト / 全塗装のスタインウェイフルコン

KAWAI BL51 クリーニング

クリーニングでお預かりしたアップライトを解体し始めたんですが、これがなかなかのツワモノ。

このピアノのツマド台も金属で出来ているんですが、こんなになってます。👇

とにかくサビが酷い!こんなのサビを落としたらツマドが無くなっちゃうんじゃないかな。笑 というレベル

その他、まだ少ししかバラしてませんが今のところ外したネジの50%くらいは腐食していて切れ(折れ)ました。
折れて残ってしまったネジは周りの木ごと抜き取るわけです。
そして埋木。また埋木。埋木パラダイス(埋木ジゴク)です(death)。

鍵盤オサ(鍵盤をはめている土台)なんて切れなかったネジは1本だけ。こんなピアノ久しぶりです。笑

このピアノのネジは全て新しいものに交換決定ですね。

親板とかの外装もヨゴレと劣化で
コレもんです。

これをクリーニング。。。です( ̄▽ ̄)

どれくらい綺麗になるのか、ピアノ塗装屋の腕の見せ所です。

スタインウェイ フルコン 全塗装

またまた古いスタインウェイが入ってきました。
今度のピアノは1904年製のスタインウェイのフルコンサートグランドです。
またデカいのが入ってきてしまいました。

この時代のピアノはデザインがとても良いですね。しかもとてもしっかり造られてます。(でもさすがに古いので至る所が地味に壊れてますが)
アンティーク感を狙ったレプリカとは違い、細かいところまで全てホンモノ感があります。(本来なので当たりまえ)

こういうピアノはただ普通に塗り替えてしまうと、レプリカ感というかニセモノ感というか、なんだか野暮ったい残念な感じが出てしまいます。

せっかくの本物の風格を台無しにしないよういつもの様に慎重に作業していきたいと思います。

その他

去年からお預かりしてる1903年製のニューヨークスタインウェイModel: A2も作業始めます。
その他にも国産グランドの全塗装や国産アップライトの全塗装2台、アップライトのクリーニングも数台入ってますので順次その作業なども紹介していこうと思っています。

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