Zimmermann下地作業②と嬉しい出来事

これはお世話になってるピアノ運送屋さんからの依頼の仕事でした。
全体的にラッカー塗料の劣化が激しくクリーニングしても完全には綺麗に出来ない状態（ラッカー塗料は長年の手の脂や埃の影響を受けると劣化してベタベタした柔らかい状態になってしまい元には戻りません）
でも「全塗装するまでの予算はないので可能な範囲でクリーニングして欲しい」との事。

写真では綺麗に見えますが、やはり思ったほどは綺麗に出来ないのです。
見極めも難しく『ココで終わらせて良いのか？』『もう少し綺麗に出来るんじゃないか？』と、、、でもやり過ぎたら塗装が剥げてしまって塗装修理しなきゃいけなくなり、利益は無くなるかもしれません。

なんとか出来るだけ綺麗な状態が長く続くようにとやれるだけのことをやり仕上げたのでした。
（作業前の写真はないので比較できなくて申し訳ない）
なので納品されるまで『お客さんはこれで納得してくれるだろうか』と心配していました。

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しかし後日、『作業してくださった方へ渡してください』と言って預かったものがあると言って納品後にわざわざ運送屋さんが作業場に持ってきてくださいました。

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こちらこそこのカード大切にします（涙）

ポリエステルの下地塗装が終わり、上塗りの準備段階まで進みました。

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下塗り段階でおおよその色合わせはしておきましたが上塗りで色と艶を同時に合わせなければなりません。慎重に進めます。