今回は珍しく国産ピアノ『YAESU』の鍵盤蓋の修理
これは馴染みの調律師さんからの依頼で、「クリーニングと補修でやってる仕事なんだけどキズだらけでちょっと手に負えないからお願い〜」と持ってきました。
しかも時間もないと。。。
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キズの箇所はざっと数十か所
特に木目の場合、キズが多くなると一つ一つ木目を描いて直すより剥離して塗り直す方が簡単になります。
ただ、剥離してしまうと下地から作り直す事になるので最低限それなりの時間がかかってしまうわけです。
今回は時間がないということで剥離せず上から直していくしかありません。
きっと全部は直しきれないので塗装の中にキズの痕跡がいくつか残るのは承諾してもらっての修理でした。
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よく見るとやっぱりごく小さな痕跡がいくつかは残りましたが、ほぼ分からないくらいに綺麗に仕上がり無事に完了👍
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内面の磨きはサービス
ネームロゴや鍵部分のサビも綺麗になってバッチリでしょう
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こんな感じで他の技術者さんが受けた修理を代わりにやることもたまにあります