クリーニング前の状態
クリーニングでお預かりしているKlingelのパーツたち
多くのピアノ塗装屋は（って言っても多くはいないんだけど）
ピアノクリーニングの仕事を好まないことが多いんだけど、なぜか自分は嫌いじゃないんですよね。
当然、塗り直せば新品のようになりますが、ただ塗り直して生まれ変わらせるんじゃなくて、現状のまま磨けるだけ磨いて生き返らせるというのでしょうか。それが楽しかったりするんですよね
過去の補修痕と真鍮パーツのサビ
今回の一番の問題点はロングヒンジ（長蝶番）のサビでしょうか
それと何やら過去に補修したような痕。
見てわかる通り真鍮パーツのサビがかなり進行していて、緑青（ロクショウ）も湧いてます。
相当やり甲斐がありますな。これは。
補修痕の方はまぁアレです。何とかなります。
というかネジもきっと回せない感じに錆びてますね。
ネームロゴの真鍮もちょっとヤバそうだ。
さて、どうやって綺麗にしようかな