前回はグランドピアノ用に完全オリジナルの天然木インシュレーターを製作しました。
(したんだピアノさんのブログでも紹介されています。)
今回はアップライトピアノ用に新しいものを作っています。
前回グランドピアノ用を作る時に一緒に買っておいたハードメイプルの天然木を使って製作中です。
希少な天然木を無駄にするわけにはいかないのでミスをしないように慎重に削り出していきます。
材料選びから塗装まで一人の職人(って自分の事ですが。。自分で自分の事職人って言うの恥ずかしい。笑)が手作業で作るハンドメイドの天然木インシュレーター。
世界に一つしかない完全オリジナルインシュレーターです
この削り出す機械はなんと言う機械なのでしょうか。初めてみました。
実は私もインシュレーターは自作したのですが、さすがに削り出しは挽物の工房にお願いしました。
しかしかっこいいインシュレーターですね。
ぴあ さん
いつも見ていただいてありがとうございます。
ご自身でインシュレーターを作るとはすごいですねえ。かなりマニアックです。
この機械は言うなれば ”プランジトリマー” でしょうか。
目地払いなどを得意とする “トリマー” という道具をプランジ機能(設定した深さまで正確に垂直運動して溝加工などをする機能)のついたベースに取り付けた物です。
“ルーター”の小型版という感じでしょうか。
写真で手前に付いている太いホースは集塵機のホースで、おが屑を吸いながら削っています。(気休め程度ですが)
お返事ありがとうございました。YouTubeでも調べてみてどんな工具か良くわかりました。
削っていく場所や刃を変える順番良く考えないと違う形になってしまいそうですね。
私は欲しいインシュレーターが市販になくて(底面積が大きくて、メイプル、ブナ、さくらなどの木材)
自分で自作しましたが、こんなかっこいいインシュレーターを作ってくださるところがあれば、夜な夜な時間をかけて仕上げしなくても良かったのにと思ってしまいました。
ぴあ さん
即、調べてすぐ特徴を掴めてしまうその感じ。さすがですね。この道具のポイントは正にその通りです。油断するとすぐ失敗してしまいますね。刃物が高速回転している道具でもあるので緊張感もけっこうなものです。
旋盤かと思っていましたが、ルータなんですね。
それにしても材料取りが見事です。
グランド用なのに4つ切り出したのは1つは保管用ですか?
Motoさん コメントありがとうございます。
今回製作中のインシュレーターはアップライト用です。なので4つ作っています
。
たしかにこういうのは旋盤で削るのが普通かもしれませんね。
そもそも旋盤を持っていないのとトリマーやルーターは昔からとても使い慣れているので、自分にとってはこれが一番やりやすいんですよ。
ただ堅い木をたくさん削るとビットの消耗が激しくてコストがかかるのがデメリットですね。